Boston

ウリハムシはどこへ?🥒🐞 2週間ぶりのFarmで知った新たな敵

aki-to-akane

2026年7月25日。 この日のBostonは朝から夏らしい青空☀️

最高気温は30℃前後まで上がりましたが、湿度はそれほど高くなく、 日陰に入ると心地よい風が吹いていました😊

2週間ぶりに無農薬Farmへ。

先日作ったウリハムシトラップの結果を見るのが、 今回一番の楽しみです。

2週間ぶりのキュウリ畑🥒

「何匹くらい入っているかな?」 そんな話をしながらまず向かったのは、 もちろんキュウリの畝です🥒。

前回は葉芽や花のあちこちにウリハムシがいて、交尾をしているものもおり、 黄色いトラップを設置したばかりでした。

「たくさん捕まっているかな?」 そんな期待をしながらトラップを確認すると……

黄色いトラップの結果は…?🐞

結果はこちら。

ハチなど羽虫の仲間はたくさん入っていました。

ところが…… 肝心のウリハムシは、 たった1匹。

残念ながら予想とは全然違いました😂

畑を見渡しても、 前回飛び回っていたウリハムシが 6匹程度と少ない。 どうやら、 発生のピークが終わってしまったようです。

せっかく作ったトラップですが、 今回は数が少なすぎて、 効果を評価できませんでした(と言っても効果は薄い印象)。

ウリハムシが少ない理由🤔

前回の記事でも書いた様に、 Boston周辺では越冬した成虫は5月下旬から活動を始め、 6月頃に最も多くなります。

交尾、産卵をして、生まれた幼虫は土の中で育ちます。

そして、 新しい成虫が現れるのは 8月上旬から9月下旬までくらいです。

つまり、 今回畑へ行った7月下旬は、 もう”谷間”の時期に入っていたと考えられます。

…… ということで、黄色いトラップの評価は、今年秋へ持ち越しとなりました😊 。

8月上旬になったら、新成虫をターゲットに、もう一度設置してみようと思います。

もう2つの戦略‥本葉5枚以上で被害が減る?🌱

今回、 もう一つ面白いことに気付きました。

それは、 今年のキュウリが思ったよりウリハムシの食害を免れていたことです。

 

なぜだろう?

そう考えると2つ 思い当たることがありました。

今年は暑さの影響などで、 苗を畑へ植える時期が少し遅れました。

その結果、 本葉が5枚以上まで育った苗を定植することになったのです。

ウリハムシは、 双葉や柔らかい新芽が大好きです。

一方、 本葉が5枚以上になる頃には、 キュウリの葉は厚くしっかりしてきます。

育った厚い葉は虫にとっては、 少し食べにくくなるのでしょう。

実際にウリハムシ対策の一つとして、「5枚葉以上の苗の定植」が書かれています。

さらに、 今年は苗を植える頃には越冬成虫の発生ピークも終盤になっていました。

今年は偶然、 「丈夫な苗」と「越冬成虫が減る時期」 が重なったことで、 被害をかなり抑えられたのかもしれません😊

もちろん、 これだけで結論は出せません。

でも、 収穫時期の成果に問題がなければ、来年以降も試してみる価値は十分ありそうです。

もう一つは、前回の記事で、ウリハムシはネギの匂いが嫌い、とかきましたが、

なんと今年は偶然キュウリの畝の横にネギを並列して植えていました

これも越冬成虫が寄り付きにくい、一つの対策になっていたのかもしれません。

こういった戦略を今後も取り入れて行くことを畑のリーダーと話ました。

ついでに、

ウリハムシはかぼちゃなど、キュウリ以外のウリ科の野菜にももちろんつきます。

しかし、今年はキュウリ以外の苗の定植も遅れたのもありますが、去年のことを考えても、

「キュウリウリハムシ」というだけあって、圧倒的にキュウリが好きだなあと感じています。

新たな犯人はウッドチャック🐿️?

話はかわり……

今回はウリハムシとは別に、キュウリたちに大きな被害がでていました。

葉が大きく齧られたり若葉や新芽が丸ごとかじり取られています。

せっかく育ってきているキュウリの実も丸かじりされています。

食べられた後が痛々しい↑

 

これは、 ウッドチャック(Groundhog)によるものです🐿️
(※ウッドチャックはリスの仲間ではなく、マーモットの仲間です😊)

 

去年は特にズッキーニの被害が大きく、収穫の時期に大きく育った実が ガブっと豪快に食べられていました。

今年は、この苗が育つ時期にも大きな被害が出ています。

今年のキュウリは、 網を張るのが遅れており、地面を這うように育ってしまっていました。

そのせいで、ウッドチャックに新芽や成長点が食べられてしまい、 成長が止まってしまった株もありました。

「あれ? ウリハムシ対策ばかり考えていたけど、 もっと大きな敵がいたわ…」

そんな気持ちになりました😂

ウッドチャックの巣穴を探してみる🔎

このFarmは全面をフェンスに囲まれています。

去年はウッドチャックが外から入り込んでいる様子があったものの、今年は入り込んでいる様子はなかった、とのことでした。

そこで、Farmの中に住みついているに違いない!と、巣穴も探していたそうですがなかなか見つからなかったそうです。

しかし、畑の一角、虫を呼ぶためのワイルドフラワーが生い茂っていた場所で、花が枯れたあとに一部踏み倒された跡のような、獣道のような場所が見つかりました。

そこでワイルドフラワーを退けてみたところ、土がこんもり盛り上がった場所を発見。その横に、巣穴への入り口と考えられる大きな穴がみつかりました。

 

ウッドチャックは、地面に巣穴を掘って生活します。

当然出入口は一つとは限りません。20〜30mほど離れた場所にも別の出入口を作ることがあるそうです。

その日は、見つかった入口へ石を詰める対策が行われました。(残念ながら、写真を撮り忘れてしまいました😂)

が、もちろん、これで終わりではありません。

別に出入口がある可能性は高いですし、何故かfarm内で糞らしい糞が見つかっていないので、今回見つかった穴は外にある巣穴からfarm内に入るためのただの通路だった可能性もあります。

引き続き、箱罠も継続して行くことになりました。 (とはいえめったに捕まらない。)

先日捕獲されたウッドチャック↓

ツルを上へ逃がす作戦🌿

そして、網をはるのが遅れたせいで、地面を這うように育っていたキュウリですが、

今からでも、と、ネットと支柱を使って、 ツルを上方向へ誘引することにしました。

 

上へ伸ばすことで、 成長点を地面から離し、 少しでもウッドチャックから花や芽、果実を守る作戦です。

また、 風通しや日当たりも良くなり、 葉の状態を観察しやすくなります。

網を張るのが遅れたことで、こんな被害につながるとは、、😂

縦栽培がウッドチャック被害を抑制できるかはもう少し様子を見る必要がありますが、もっと早い時期からやっておけば……と悔やまれます。

(防虫)カバーにも落とし穴?⚠️

さらに今回、Farmではウッドチャックから若い芽を守るために白い防虫カバーがかけられていました。

しかし…… 今回、 カバーを外して確認すると、 中から数匹のウリハムシが出てきました。

守っているつもりが、 逆に虫を閉じ込めていた可能性があります😳。

そこでこの日から少し管理方法を変えることになりました。

  • Farmにいる時間はカバーを外して観察する
  • カバー内に虫がいないか確認する
  • 夜間や長期間見られない時だけカバーをかける

という方法です。

あちらを立てればこちらが立たず、、、。

敵の多い無農薬ファームではなかなか対策のバランスが難しい、と今回改めて感じました😅

今回分かったこと🌱🐞

今回のFarm観察で分かったこと。

① ウリハムシ対策について

⚫︎ 黄色いトラップ→

今回は十分な数を捕まえることができませんでした。トラップ自体にあまり効果がない可能性もありますが、トラップの設置が越冬成虫のピークを逃したための可能性もあり、秋の成虫発生時期にもう一度試して評価する必要があります。

⚫︎ キュウリの植え方→

今年たまたま、暑さなどの影響で苗が育ちにくく定植が遅れたことでわかったことです。① 葉が5枚以上くらいに育った苗の定植、 ②その定植タイミングを越冬成虫のピークからずらすことはいずれも、被害を減らせる可能性があります。今年これから、問題ない成果を得られるようであれば、来年以降も是非検証していきたい植え方と言えます。また、③ネギと一緒に植えることも、どの程度効果があるかはわかりませんが、被害を減らせられる可能性があります。

② ウッドチャックについて

一方で、 今年畑を荒らしているのはウッドチャックという、 もっと大きな敵です😂。キュウリだけでなく、芋やズッキーニの若い苗もかなりやられてしまいました。ムシだけでなく、動物も観察し、対策を練る必要がありそうです。

 

・・・・Farmは本当に奥が深い!😂🔎🌱🐞

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