駐車場で見つけた小さな命!カナダガンの抱卵観察日記🪿🥚その②
毎日の観察で気づいたこと🪿🔎
それから毎日、帰り道にカナダガンの様子を見るようになりました。
観察していて気づいたことがあります。
それは……
いつ見ても、親鳥は1羽だけが巣にいるということです。
もう1羽の姿がありません。
「どこに行ったのかな?」
「そもそも親鳥は1羽だけで抱卵するのかな?」
娘とそんな話をしながら観察していました。
卵を温めている親鳥は、じっと動かずに巣を守っています。
「お腹減らないのかな?産まれるまで食べずにずっといるの?」と
最初は少し心配になりました。
「1羽だけで大丈夫なのかな?」
「もう1羽の親鳥は何をしているのかな?」
と。
しかし、自然の中で暮らす動物には、人間には見えない役割分担があるのかもしれません。
もう1羽はどこへ行っていたの?🤔
しばらく観察を続けていると、少し気になる変化がありました。
近所の方々がカナダガンに餌をあげるようになった頃から、
2羽そろって巣の近くにいる姿を見るようになったのです。
もしかすると……
巣にいないもう1羽は、餌を探しに行っていたのかもしれません。
卵を守る役割。
そして、自分やパートナーのために食べ物を探す役割。
私たちが普段気づかないところで、親鳥たちは協力して子育てをしているのかもしれません。
もちろん、本当の理由はカナダガンに聞いてみないと分かりません😊
でも、毎日観察しているからこそ、少しずつ想像できることが増えていきました。

約1ヶ月後……ついに出会えた小さな命✨
そして……
待ち続けること約1ヶ月。
ついに、その日が来ました。
いつものように巣を見に行くと……
いました!
小さな、小さなカナダガンの赤ちゃんです🪿✨

え、複数!? いつの間に…
卵から孵化するのは1匹でしょうから、
たくさん卵を産んで抱卵していたようです。
親鳥がずっと卵の上で抱卵していたので、
複数産んでいることに気が付きませんでした。
初めて見る生まれたてのカナダガン。
驚いたことに、体の色は少し黄緑色をしていました。
ふわふわした羽。
まだ小さな体。
でも、すでに一生懸命動いています。
「こんな小さな体から、あの大きなカナダガンになるんだ」
と思うと、不思議な気持ちになりました。
自然の中では、毎日たくさんの命が生まれている。
でも、その瞬間を見ることができる機会は多くありません。
娘と一緒に、この瞬間に立ち会えたことは、とても貴重な経験になりました。
すぐに市の動物保護職員の方がやってきた🚙
ヒナが生まれた翌日。
もう一度様子を見に行くと、市の職員の方が車で来ていました。
どうやら、駐車場という人の出入りが多い場所で生まれた親子を見守っているようでした。
都市の中で暮らす野生動物。
人間にとっては駐車場でも、カナダガンにとっては大切な子育ての場所です。
その両方が共存できるように、見守る人たちがいることを知りました。
翌日、親子の姿が消えていた😳
ところが……
次の日に見に行くと、
そこには巣だけが残っていました。
親子の姿はありません。
「どこに行ったんだろう?」
娘と一緒に探しましたが、近くには見当たりません。
理由は分かりません。
駐車場という場所だったため、親鳥が危険を感じて別の場所へ移動したのかもしれません。
または、市の方が安全な場所へ移動させた可能性もあります。
自然の中では、私たち人間がすべてを見ることはできません。
少し寂しい気持ちもありましたが、
無事に成長してくれることを願うことにしました。
街の中で再び出会った親子🪿✨
それから1週間後。
街を歩いていると、別のカナダガンの親子を見かけました。
(おそらく、あの駐車場の親子とは別の家族でしょうね)
小さかったヒナたちは、少し大きくなっていました。

さらに、2週間後、羽の色も変化して、大人のカナダガンに少しずつ近づいています。

まだ親鳥の後ろを一生懸命ついて歩く姿。
その姿を見て、
「早く大きくなってね」
と心の中でそっと応援していました。
自然は、すぐそばにある🌿
今回のカナダガン観察を通して感じたことがあります。
自然は、遠くの森や山の中だけにあるものではありません。
駐車場。
公園。
街角。
人間の暮らしのすぐ隣にも、小さな命の物語があります。
娘との何気ない散歩が、
「鳥が卵を温めている」
「新しい命が生まれる」
「親子が成長していく」
という自然の大きな変化を教えてくれました。
普段なら通り過ぎてしまうような場所にも、よく見るとたくさんの発見があります。
これからも、身近な生き物たちを観察しながら、
小さな命との出会いを大切にしていきたいと思います🪿🌱
